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秋の日本酒文化祭!2020 音楽室

2020年11月14日『秋の日本酒文化祭!2020』オンライン音楽室にゲストとして参加しました。オンライン上での質問などご紹介させて頂きます。

日本酒文化祭の音楽室

アイドルやアーチストによる音楽ライブ映像とトークの配信でした。持ち時間はそれぞれ30分づつで前半は音楽のライブを楽しめて後半は、トークショーとなりました。私の担当は、15:45からの 花海(はなみ)さんと16:25からの妃那マリカ(きさなまりか)さんでした。そして、MCは、青森県三沢市生まれで兵庫県神戸市育ちの丸山茂樹さんです。プロゴルファーではないです。アーチストで歌手・シンガーソングライターです。

花海さん

妃那マリカさん

丸山茂樹さん

花海さんとのトーク

花海さん

花海さんはシンガーソングライターとして活躍されています。

https://hanamiofficial.wixsite.com/hanami

あらかじめ弊社商品の日本酒が花海さんのもとに届けられていました。日本酒を飲んで頂き感想を頂きました。お褒めのお言葉ありがとうございます。日本酒の味はそこの蔵で使用する水の性質によっても変わってくるような話をしたと思います。また酒米についてもお話させていただきました。

質問1に回答

こういう日本酒を造る時には米の選択があったり米を開発していくのかとの質問でした。
私も緊張していたのか!?しどろもどろで答えになっていないような気がしました。オンライン上では話せなかったことをこちらで紹介させて頂きます。甘い酒を造る時は、この米辛い酒を造る時は、この米という訳ではないようです。日本酒の種類は、米と米麹と水を使用する純米系の日本酒があります。この純米酒の場合は、もろみ中で蒸米を麹の酵素で糖化してブドウ糖が発生します。このブドウ糖を酵母が消化してアルコールを発生します。一般的にですが、ブドウ糖が多く残っている早めに搾ると甘い傾向でブドウ糖が少なくなっている遅めに搾ると辛い傾向になります。アルコールを添加する日本酒の場合は、アルコール自体が辛口なので多く添加すれば辛口になります。また、糖類添加の日本酒もあります。この場合多く添加すれば甘口になります。また、一般的に柔らかい米と硬い米があります。その年の気候によっても同じ品種の米でも柔らかい米と硬い米が出てきます。柔らかいと米がもろみ中で溶けやすく、酒化率もあがり味も出やすくなります。硬いと米がもろみで溶けづらく、味が出づらくなります。日本酒を取り巻く世界は、米の違い・水の違い・酵母の違い・麹菌の違い・蔵の環境の違い・杜氏の流派・蔵の酒造りに対する姿勢など色んな要素で変化してきます。
奥が深いのです。

質問2に回答

メールでの問い合わせで硬い米をあえて使うこともあるのでしょうか?との質問です。
硬い米は、大吟醸などの高精米に向いています。低温で発酵することにより味は出ます。
また、稲の出穂以降気温が高い日が多いと稲が高温障害になり米が硬くなります。昨年も今年もこの傾向です。その年の米を見定め杜氏は日本酒を造ります。

妃那マリカさんとのトーク

妃那マリカさんは、OSK日本歌劇団を退団後、関西中心にご活躍されているモデルです。

妃那マリカさん

トークも2回目となると修正が可能になります。舞台系の唄声を聴きながら先程の反省点を踏まえて修正しました。日本酒を飲んで頂き、コメントを頂きました。お褒めの言葉です。質問を頂きましたが、すんなりと答えていました。すんなりと答えたので質問内容を忘れてしまいました。トークの内容は、日本酒に合う料理の話がメインだったような気もします。これからの寒い時期は、おでんや鍋料理がいいとか!?鍋は、水炊きで 大根おろしをすってポン酢で食べるとか?津軽地方では 「いがめんち」という郷土料理があります。烏賊の足を細かく刻んで衣を付けて油で揚げる料理です。チャットで日本酒が飲みたくなるとの意見もありました。

アーチストさんに飲んで頂いた日本酒

稲村屋特別純米酒です。辛口の日本酒ですよと問いかけたのですが、香りもいい香りがして、甘みもあり美味しいとお二人共通のご意見を頂きました。

稲村屋特別純米酒 魅力 

他にお勧めの華さやか

シャインマスカットの香りがする日本酒です。非常に興味を持って頂きました。華さやかで造る日本酒は、「ブドウ系」の香りが他の蔵も醸し出しています。

菊乃井純米吟醸華さやか無加水 魅力

紹介の日本酒の販売店は?

今回のイベントをご紹介頂いた品川区中延のシュウ・サケ・コーポレーションさんを紹介します。

https://www.shu-sake.com/

さいごに

MCの丸山茂樹さん大変お世話になりました。音楽室のバーチャル背景を最後に紹介させて頂きます。

バーチャル背景

何か懐かしさを感じる画像です。学校の音楽の演奏会のような。そう思い出しました。私は大学時代マンドリン部に所属してコントラバスを演奏したことがあったのですね。今から30年以上も前の話です。今や譜面も読めませんし、音を奏でることも出来ないと思いますが、音楽と日本酒のコラボレーション、素晴らしいと思います。コロナが収束してコンサートや劇場にも足を運べる時が早く来てほしいものです。共演した皆様方、引き続きよろしくお願いいたします。

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株式会社鳴海醸造店

杜氏兼社長 鳴海信宏

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