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東京農業大学 日本酒 書籍

『常盤の松風緑に吹きて・・・♪』東京農業大学の学歌です。懐かしいです。入学したのは今から35年も前のことです。近年東京農業大学に行ったことがありますが、私がいた頃とは校舎も真新しくなり冷暖房完備で学業するには羨ましい環境だと思いました。長男も無事に卒業出来て、次男も4月から3年生です。親父も東京農業大学卒業で親子3代に渡り縁があります。東京農業大学には醸造学科というのがあり日本酒全国から造り酒屋や味噌・醤油屋などの跡継ぎが勉強のため入学することが多いようです。

世界を魅了する国酒たち

この度学校法人東京農業大学から書籍が発刊しましたのでこちらでご紹介させていただきます。「日本酒 世界を魅了する国酒たち~東京農業大学蔵元&銘柄案内~」です。国酒は「くにざけ」と読み、意味はその土地でできる酒。字のごとく日本国を代表する酒になります。國酒とも表記しますが読めない人も多いと思います。日本酒造組合中央会では平成21年6月に沖縄で開催された通常総会で、国酒とは「日本酒と泡盛を含む焼酎」を指すことを機関決定しています。

日本酒世界を魅了する国酒たち画像

書籍の画像

学校法人東京農業大学から調査協力ということで謹呈されました。フルカラーで352ページにもわたる読み応えのある書籍です。内容はぜひ購入していただきたいので目次だけ紹介させていただきます。まず発刊にあたって学校法人東京農業大学理事長大澤貫寿様からの挨拶。酒蔵一覧では全国の197社が一目で分かりどのページに記載されているか分かりやすくなっています。紹介されている酒蔵は東京農業大学の卒業生にゆかりのある会社です。経営者が卒業生または従業員が卒業生ということです。世界における日本酒ということで私の恩師でもある東京農業大学応用生物科学部醸造科学科教授の穂坂賢先生が記述しています。日本酒の基礎知識で全国酒米の主要生産マップ、地理的表示(GI)保護制度、SAKE造りは「一麹二もと三造り」、日本酒の分類、日本酒用語。国酒・日本酒と和食の愉しみ方と題して東京農業大学応用生物科学部食品安全健康学科教授阿久澤さゆり様の記述があります。最後に酒蔵と酒米が索引できるページがあります。

日本酒世界を魅了する国酒たち鳴海醸造店

鳴海醸造店のページ

地元に根付いた津軽・黒石の老舗ということで明記されています。
ここで紹介されている日本酒は2銘柄

純米大吟醸稲村屋文四郎

稲村屋純米吟醸

日本酒世界を魅了する国酒たち購入方法

株式会社農大サポートのECサイトにて販売しているみたいです。なお本書の英語版も制作予定とのことです。

株式会社農大サポート https://utsusemi-agriport.shop/

発売は世音者で定価2,420円(税込み)となっております。日本酒大好き・興味のある方はもちろんのこと。この一冊で日本酒文化を学ぶいい機会だと思います。

 

2020 農大学報 掲載

 

青森のお酒 グラフ青森 書籍

 

創業文化三年、津軽の風土が醸した希少な美酒の数々を。

青森の地酒 菊乃井 稲村屋文四郎 稲村屋

株式会社鳴海醸造店

杜氏兼社長 鳴海信宏

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