ご紹介します。当店鳴海醸造店と鳴海醸造店のオンラインショップでのみでの取扱い商品になります。しぼったまんまの令和2酒造年度の純米の原酒(新酒)になります。商品名は菊乃井純米原酒しぼりたて生酒R3(きくのいじゅんまいげんしゅしぼりたてなまさけあーるさん)になります。こちらの商品をご紹介させていただきます。R3はみなさんご存知のように令和3年のことを意味します。よく色んな酒造元で令和〇年チャレンジ酒とか言っていますが、同じものかも知れません。いや自分でもよくわかりません。お付き合いいただける方は、いやお時間のある方でよろしいのでたいしたことは書いてありませんがご覧ください。
菊乃井純米原酒しぼりたて生酒画像
結構この座敷に上がるスペースで写真が撮られていますね。少しお気に入りかも。日本人だから木の温もりを感じたいのかなー。さてこの商品は私の手作りのラベルになります。至ってシンプルです。今から考えると「純米原酒」ときて「生原酒」とまたくる。ちょっとくどい感じがします。反省です。これじゃ、よくわかんないです。
大きいな。菊乃井の商品の限定品です。角度を変えてもう一枚。ややピンボケしていそうでうが、スルーします。
仕込の絵が印刷されています。これはお酒の醪(もろみ)に櫂(かい)入れをしている様子です。半被を着て、ねじり鉢巻きをして二人で作業をしています。菊乃井純米原酒しぼりたて生原酒は、仕込み絵に緑色を基調とした配色になっています。ちなみに姉妹品の純米大吟醸は、何色でしょうか?うん、気になりますね。気になる方はブログ後半からリンクしてみてください。
菊乃井純米原酒しぼりたて生酒の成分
成分はどのようにして計測しているのでしょうか?自社で分析して計測しています。鳴海醸造店の場合ですが、アルコールは、計測したい試料(日本酒)を100ミリリットルメスシリンダーに摂取します。正確にいいますと100ミリリットルも少し多めにとります。そして温度が15℃になった時に余分な分を取り除きます。日本酒を15℃にするには大変です。氷水を使ったり、お湯を使ったりします。特に暑い夏はクーラーが無い部屋なので大変です。15℃の日本酒を100ミリリットル、メスフラスコに入れます。そしてメスシリンダーに付いた日本酒を蒸留水15ミリリットルを2回に分けてすすぎ、メスフラスコに合計30ミリリットルの水を入れます。そして蒸留の機械にかけます。沸騰するまでには時間がかかりますね!15℃の日本酒を沸騰させる訳ですからー。アルコールは水の沸点よりも低く先にアルコールが揮発するのでそれを急冷することにより摂取します。焼酎やウイスキーの蒸留にもこの原理で製造しています。さて、菊乃井純米原酒しぼりたて生原酒のアルコール度は17.5度でやや高めです。原酒ですからこのくらいのアルコール度はあります。日本酒度+5.5は辛口になります。辛めの方が料理との相性もよくなる傾向があります。これも個人的な解釈ですね。酸度1.6ですが、表示より感じない程度です。使用米の品種は青森県産の「華吹雪(はなふぶき)」を100%使用しています。華吹雪は、純米酒向きの青森県が誇る酒米だと私は思います。使用酵母は、青森県産の「まほろば華」です。今現在青森県では「まほろば」の付く酵母は4種類あるのですが、初代の「まほろば」になります。木村守男氏が青森県知事だった時に命名して頂いた名前になります。精米歩合60%とは、玄米を100%とした時に外側から丁寧に精米をして残りの60%の白米のことをいいます。特定名称酒いわゆる、純米大吟醸・純米吟醸酒・特別純米酒・純米酒・大吟醸酒・吟醸酒・本醸造酒など表示がある日本酒であれば必ずラベルに表示してあります。日本酒を手にした時、注意して見てください。精米歩合は、精米したあとの残りの白米なのでそれを感じて飲むとまた日本酒つうになった感覚に浸ることでしょう。
菊乃井純米原酒しぼりたて生酒飲んだ感想
吟醸香とはまた異なり新緑を感じさせる清々しい芳香の上立ち香ですね。森を飲むとはこのことでしょうか?これを飲むと新鮮な大地に癒されるといっても過言ではないでしょうか。私の個人的な印象なので、十人十色。共感できる人はいるのかな?絶対いる。いるはずだ。酸度のバランスもよく。やはり食中酒(しょくちゅうしょく)。食中毒ではないですよ。食中酒とは、食事を取りながら料理の邪魔をしないお酒のことをいいます。逆に料理と調和して、より料理がおいしくなり、お酒もおいしくなることだと私は思います。また、飽きがこないのも食中酒の特徴だと思います。飲み始めから飲み終わるまで同じお酒で通せることだと思います。辛口でのど越しのよいやや濃いめの日本酒です。
菊乃井純米原酒しぼりたて生酒に合う料理は山菜
菊乃井純米原酒しぼりたて生酒に合う料理ですか?この質問に私は非常に悩みます。でも山菜が合うと思います。ウドやコゴミ、大好きなのはタラの芽の天ぷらです。春の山菜は苦味がありますが、子供の頃は好んで食べていませんでしたが、今となっては大好物です。菊乃井純米原酒しぼりたて生原酒は、濃醇な味わいがあるので相性抜群です。お近くの産直センターに行って山菜を購入すべし。
菊乃井純米原酒しぼりたて生酒の価格
1,800mlで2,800円(税込)。720mlで1,400円(税込)。です税込み価格でキリが良い値段だと思います。
限定の本数は?
1,800mlがたったの100本。720mlが300本になります。少し弱気かなー。でも稀少価値は上がるはずです。絶対。720mlで試して、おいしかったら1800mlでも購入ください。1800mlの方がお得ですよ。冷蔵庫なんて要らない。飲んじゃえば、勝ちさ。くれぐれも飲み過ぎには注意ください。そして日本酒を飲む時には、「やわらぎ水」をご用意ください。日本酒を1合飲んだら、やわらぎ水も1合飲むべし。これが鉄則ですが、なかなかそうゆう訳にはいきませんね。
菊乃井純米原酒しぼりたて生原酒の販売先
鳴海醸造店の店頭と鳴海醸造店オンラインショップでのみ販売しています。
https://furusatobin.jp/kikunoi/
姉妹品の商品
創業文化三年、津軽の風土が醸した希少な美酒の数々を。
青森の地酒 菊乃井 稲村屋文四郎 稲村屋
株式会社鳴海醸造店
杜氏兼社長 鳴海信宏
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