ムツニシキの日本酒が菊乃井からついに発売しました。商品名は『菊乃井純米原酒ムツニシキ一回火入れ』になります。純米原酒とは、搾ったそのままのアルコール度数で、加水調整をしていないものです。また、「一回火入れ」とは、加熱処理を1回しか行っていないとのことです。さて、ムツニシキとはどうゆうお米?なんなの?いろいろ質問にお答えして瓶詰め風景などを交えてお知らせします。成分に関しては下記から最新の情報を得てください。
菊乃井 https://narumijozoten.com/kikunoi/
ムツニシキとは?
酒造好適米(酒専用の米)ではなく、うるち米(一般的に食する)です。奨励品種指定年が昭和46年~平成10年までとなっています。昔は黒石の米は良いと北海道にもたくさん出荷していたと話は聞いていました。道南地方の年配の方はムツニシキと聞くとピンとくるみたいです。米の特徴としまして小粒で玄米品質は極めて良い。粘りが少なく、硬めに炊きあがることが特徴とされていて寿司米としては大変適しています。2019年黒石市でムツニシキを復活させてお披露目会などが開催されました。青森県内の寿司屋でも積極的に使用されるようになりました。
なぜムツニシキでお酒を造ったの?
黒石市長の強い要望もあり市役所農林部や商工観光部の方々の厚い想いに寄せられて
新たな米での造りに目覚めました。米の性質が分からないし、酒造りは経験を重ねてその米の特徴をいかしていかなければならない。市で寿司専米「ムツニシキ」に力を入れてPRいるので、弊社も話題性をもって後押しできればと思いチャレンジしました。また、米は黒石市の株式会社アグリーハートさんにお願いして黒石産の米で造った日本酒が誕生しました。
ムツニシキ瓶詰め風景
いまどき、このような形で詰めているとは、誰もおもっていないんだろうな?
720mlの瓶詰めです。レイメイという機械で詰めています。以下は私が撮影しましたので写っていません。
ムツニシキのラベル・デザインは?
ラベルはムツニシキの米と同じデザインの色違いです。グリーンのボトルにスッキリとした白のラベル。スマートでカッコイイ感じです。
米のこだわり
米の生産者は株式会社アグリーハートのタクロンさんです。米は黒石市でも良いお米が取れるという浅瀬石の田んぼで育ちました。私は米作りが良く分からないのですが、あるタイミングであるものを投入することによりより良い米ができるとのこと。また、じっくりとお話を聞きたいと思います。
菊乃井 https://narumijozoten.com/kikunoi/
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