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2023(令5)稲村屋純米吟醸華さやか55 

稲村屋純米吟醸華さやか55は、1,800mlと720mlの商品がございますが、1,800mlはおかげさまで完売しました。(令和5年8月上旬)
また、720mlも令和5年8月15日をもって完売しました。
令和6年は、菊乃井純米吟醸華さやか無加水と稲村屋華さやか55両方仕込みをすることになりました。

稲村屋純米吟醸華さやか55、2023年5月18日ブログ

2023(令5)5月19日(金)稲村屋純米吟醸華さやか55が新発売されました。こちらのブログでは稲村屋純米吟醸華さやか55の魅力をたっぷりとお知らせします。

稲村屋純米吟醸華さやか55発売に対する想い

稲村屋純米吟醸華さやか55を発売するにあたり鳴海醸造店では、「大吟醸のクオリティを備えた新製品」というコンセプトのもと製造されました。酵母は青森県の「まほろば吟(ぎん)」と「まほろば芳(かぐわ)」のブレンドです。お客様に喜んでいただける商品はどのようなものか?あまり高価でもなかなか手が届かないと意味がありません。精米歩合55%で価格を抑えて良い品質のものを届けるのが開発に至る経緯になります。

稲村屋純米吟醸華さやか55の画像

稲村屋純米吟醸華さやか55の画像

稲村屋純米吟醸華さやか55の画像です。容量は、2種類で1800mlと720mlです。商品名「稲村屋純米吟醸華さやか55」と書いて「いなむらやじゅんまいぎんじょうはなさやかごじゅうご」と読みます。特定名称は、「純米吟醸」の部類です。
黒の瓶にオレンジ色のラベルです。おや、どこかで見たラベルと思っている人もいると思います。令和3年に限定で720mlを2,000本精米歩合50%で発売した経緯があります。名称は「稲村屋純米吟醸華さやか50」でした。今回は「55」なのでご注意してください。
もう少しアップでラベルを見てみましょう。

稲村屋純米吟醸華さやか55の拡大画像

稲村屋純米吟醸華さやか55の拡大画像です。稲村屋の文字は金の箔押しです。左側下には、青森県酒造好適米華さやか100%使用と書いてあります。「華さやか」の酒米は、平成12年頃青森県の大吟醸用の酒米開発の時に選抜されたものの一つになります。結果は現在も使用されている「華想い」になった訳ですが、現在の「華さやか」だけ特異性があるとのことで当時弘前工業研究所の齋藤知明先生が気付き研究の結果、アミノ酸を生成しづらいタンパク質を持っているとのことが解明されました。春陽(しゅんよう)の米は低タンパク米ですが、「華さやか」はタンパク質を酵素が分解しづらいという全国的にも類がない珍しい米になります。

稲村屋純米吟醸華さやか55の規格

稲村屋純米吟醸華さやか55の分析結果です。日本酒度は-1.0(マイナスイチ)で辛口と甘口の間で中間の層です。アルコール度は17.9度(ラベル表示は17度)と高めになっています。表示はされていませんが、原酒の規格です。原酒とはもろみを搾った後に加水していないものをいいます。また、表示はされていませんが生酒を瓶詰め時に一回のみ加熱殺菌を行っています。酸度は、1.7とやや高めですが浮いた感じはなく調和されています。 アミノ酸は0.45と低めです。「華さやか」はアミノ酸が少ないのが特徴です。同じ精米歩合と比べると約半分の値になります。
使用米は、前にも述べましたが青森県酒造好適米「華さやか」で100%使用です。精米歩合は55%です。精米歩合とは玄米の米の形を100%とすると外側を徐々に削って残りの白米55%のものを使用して日本酒造りをしています。

稲村屋純米吟醸華さやか55の価格

稲村屋純米吟醸華さやか55の価格です。1800mlは、4,000円(税込み)で720mlは、2,000円(税込み)です。令和3年に稲村屋純米吟醸華さやか50が発売された時は2,000円(税込み)でしたが、現在瓶を含め資材が高騰しているので同じ精米歩合でしたら2,200~2,300円(税込み)になることを考えれば妥当な価格だと思います。

稲村屋純米吟醸華さやか55の詰め本数

稲村屋純米吟醸華さやか55の詰めの本数です。1800ml瓶で約320本、720ml瓶で約800本です。令和4BYの製造で令和5年の発売ですが、令和6年以降は発売するかまだ未定の状態です。華さやかの米は契約栽培になっていまして、弊社では菊乃井純米吟醸華さやか無加水という定番商品もありますので米の仕入れ状況などを勘案して今年の秋に計画する予定です。

稲村屋純米吟醸華さやか55の飲み方

稲村屋純米吟醸華さやか55の飲み方のおすすめです。適用温度は10~15℃です。冷蔵庫で軽く冷やしてお飲みください。あくまでも私の個人的な意見ですのでキリっと5℃くらいまで冷やしても良いですし、30~35℃くらいの温いお燗でも試してみても面白いと思います。原酒でアルコール度が高いので大きめのグラスに氷を入れてオンザロックでもよろしいです。日本酒を飲む時には「やわらぎ水」も忘れずに飲んでください。日本酒を飲む量を同じ量の水を飲むのがお勧めですが極力努力してみてください。

稲村屋純米吟醸華さやか55のコメント

稲村屋純米吟醸華さやか55のコメントです。弊社社員がテイスティングしてくれましたので紹介します。
香りは、バナナ系統の香りや黄色いリンゴや白桃のようなニュアンスで口当たりは、濃淳な味わいで甘さと辛さの調和がちょうど良い。気温が上がってきた今の季節にピッタリのお酒です。

稲村屋純米吟醸華さやか55とのペアリング

稲村屋純米吟醸華さやか55とのペアリングにふさわしい食べ物はなんでしょうか?相性の良い料理は、鯛の刺身や蒸鶏にレモンをかけて食べるのが合いそうです。こちらは一つの意見ですのでこれにこだわらずにいろいろと試してみてください。

稲村屋純米吟醸華さやか55の発売日

発売日は、令和5年5月19日(金)です。お近くの稲村屋特約店にて販売しております。今年の出来具合をぜひ試してみてください。

稲村屋純米吟醸華さやか55の販売のお問い合わせ

稲村屋純米吟醸華さやか55は、稲村屋特約店で販売しております。稲村屋特約店は、株式会社鳴海醸造店電話0172-52-3321でお問い合わせください。

稲村屋純米吟醸華さやか55青森県外での取扱い店

令和5年5月19日現在ですが、
(有)石川屋で取り扱っております。お店の方に確認してください。
新函館北斗駅の酒舗稲村屋でも7月頃から取扱い始まりました。こちらもお店の方にお問い合わせください。

稲村屋純米吟醸華さやか55新聞記事広告掲載

「東奥日報社」様 令和5年5月19日(金)
「陸奥新報社」様 令和5年5月19日(金)
「津軽新報社」様 令和5年5月19日(金)

 

創業文化三年、津軽の風土が醸した希少な美酒の数々を。

青森の地酒 菊乃井 稲村屋文四郎 稲村屋

株式会社鳴海醸造店

杜氏兼社長 鳴海信宏

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