青森県酒造組合青醸会は昨年に引き続きオンラインできき酒の勉強会を行いました。オンラインきき酒会は、令和3年9月14日の10時から行われました。今回の日本酒の提供は鳴海醸造店でサンプル作成は鳴海醸造店のわたくし鳴海信宏がお手伝いをさせて頂きました。
オンラインきき酒会サンプル作成
オンラインきき酒会サンプル作成は、令和3年9月3日弘前工業研究所で行われました。朝8:30集合ということで余裕をもって到着しました。ちなみに弘前工業研究所は来年100周年になります。
作成したサンプルを入れる300mlの空瓶とサンプルを作るもとの酒になります。もとの酒は、菊乃井本醸造辛口になります。
300ml瓶はあらかじめ鳴海醸造店で洗瓶して水切りをして弘前工業研究所に搬入しました。
青森県酒造組合でオンラインきき酒をあらかじめ申込みして、各社7名に段ボール1箱を送る計算で作成されました。22種類のサンプルと2本のもとの酒を17セット作成しなければいけませんでした。昨年は小倉先生と玉田酒造店の玉田さん2名でやったのでかなり時間がかかったみたいです。今年は小倉先生の他に長谷川さんもいたので私を含め3名で作業をしました。
瓶に貼るシールは、小倉先生が作成してくれました。瓶にシールを貼っても違うサンプルの酒が入っては意味がないのでそこは注意を払って行いました。普段から瓶詰めなどの仕事もしているので手際よくやったつもりです。
オンラインきき酒会いざ当日
オンラインきき酒会は、定刻前から続々と各メーカーが入ってきました。おや、青醸会会長がオンラインきき酒会の日時を間違えていて瓶詰め作業をしているようですよ。青醸会会長の玉田さんからの挨拶は無く、副会長の三浦さんから挨拶がありました。
青醸会副会長を務める菊駒酒造の三浦さんです。知らない人が見ると強面的な感じはするかもしれませんが優しい人ですよ。理路整然と言葉巧みに話す様子を伺うと次期会長にもお勧めの人材だと思いますよ。
オンラインきき酒会スタート
オンラインきき酒会がスタートしました。講師は、弘前工業研究所の小倉先生になります。昨年に引き続きということでスムーズに行われました。
鳴海醸造店のオンラインきき酒会の様子
鳴海醸造店のオンラインきき酒会は、当日私だけやって翌日と翌々日合わせて、延べ7名で行いました。私は3日連続で説明しながらやりましたのでトータルの人数は10名です。従業員に教えてながら、なおかつ自分でもきき酒を行うことにより自分自身の勉強になったと思います。
こちらは、何の香りの酒が入っているか分かる写真です。左側がゴム臭と書いてあります。癖はついていますが、はっきりとゴム臭だとは認識しづらいです。真ん中のカビ臭は強烈です。添加量も他のサンプルとは違いフレーバーホイルを少量でも感じる香りです。右側の紙臭ですがこれももとの酒に紙を漬けておいたので比較的に分かりやすかったです。
オンラインきき酒会の良いところ
普段一般的なきき酒会だと参加人数が限られてきますが、短い時間で事務員や詰口の人、営業の人なども体験できることが非常に良いところだと思います。経験を重ねることにより普段の製品管理に人役かえればより良いものとなると思います。さいごに
昨年のオンラインきき酒会のブログ結構詳しく書いたと思いますのでそちらも参考にしてください。
創業文化三年、津軽の風土が醸した希少な美酒の数々を。
青森の地酒 菊乃井 稲村屋文四郎 稲村屋
株式会社鳴海醸造店
杜氏兼社長 鳴海信宏
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