金平成園(かねひらなりえん)序章
私は黒石市に住んで居ながら今回初めて金平成園を見学させていただきました。コロナ禍なので検温をして体温を確認後料金大人400円を支払い入場しました。大変素晴らしいものを見せて頂き料金以上の価値があったと思います。こちらのブログでは画像中心に掲載させていただきます。また、内容に関しまして間違った表記をするかもしれませんのであくまでも参考程度に理解して頂き、詳しい内容は金平成園のスタッフさんにお問い合わせください。
金平成園見学について
開園日は、4月中旬から11月30日までです。休園日は、月曜日で月曜日が祝日の日は翌日が休園日です。開園時間は、午前9時30分~午後4時(30分前までの入園だそうです)入園料 大人400円 高校生200円中学生以下は無料だそうです。また、団体割引も10名以上であるそうです。詳しいお問い合わせは、金平成園 電話0172-53-2242黒石市教育委員会文化スポーツ課 電話0172-52-2111になります。黒石市の人に金平成園(かねひらなりえん)と聞いてもピンとこない人もなかにはいるみたいです。澤成園(さわなりえん)とか澤成庭園(さわなりていえん)と聞いた方があそこだね と教えてくれるみたいです。
青森観光、金平成園のマップ
凄い敷地に主屋と庭園があります。昔はもっと広い敷地があったみたいですが諸事情により売却したそうです。
金平成園入口の様子
立派な表札が掲げています。
外側から主屋を眺める。
入園の案内も掲示されています。
金平成園主屋
旧加藤家住宅の主屋です。右側に見えている玄関は年に2回しか開かれないとの事です。年に2回とは、お盆の初日と元旦だそうです。普段は、左側のちょうど木に隠れている玄関を使用するとの事です。
旧加藤家住宅の扉の様子です。
扉の取っ手の部分 おしゃれなデザインが描かれています。
写真ではわかりずらいですが、扉の上の溝が2層になっています。これを何かといいます。
刀を収める場所があります。また、釘隠しも色んな模様があります。
釘隠し。さてこれは何の模様でしょうか?
野沢如洋(じょうよう)さんによる筆です。
炭で描かれた竹の絵
こちらも野沢如洋(じょうよう)さんによる筆です。
炭で描かれた鷹の絵。
旧加藤家住宅とはが書かれています。
取っ手の部分に模様が施されています。
この模様は、昔赤ちゃんのおしめの模様によく使われているみたいです。
色とりどりの模様が施されています。
春夏秋冬を表したもの?これか下の写真か忘れました。それぞれのパーツに動くものが描かれています。
金色の引き出し
畳のヘタの模様がキレていません。ヘタはふさふさで柔らかい素材でした。
土蔵蔵(どぞうぐら)
蔵は、元々離れにあったみたいです。中は入れませんでした。入口から覗き込むことはできます。
蔵の上部にある模様です。上の部分が金で下の部分が銀みたいです。
旧加藤家住宅の続き
首が長い鶴の釘隠し
収納スペースですが、金だと思います。
色んな部分にデザインが施されています。
灯りとりの部分が、横に開く形です。
桃の釘隠しです。桃は魔除けに良いとさせています。
何て言っていましたか忘れてしまいましたが、土の中で1年放置されていた木材を使用しています。腐らずにいい味を醸し出しています。
おしゃれな取っ手
鶴の間です。中央の角の部分から2階に上がる階段があるみたいです。一つだけ新しい鶴の絵がありますが分かりますか?
灯りもオシャレ。
上の模様もすんばらしい。
こちらの模様は、家紋ですかね。
天井の様子
加藤宇兵衛さんの写真が飾られています。
V字の飛び石。
軒下ですが、雪にも負けじと凄い耐久性です。なんと軒を支える支柱がほとんどない状態です。庭園を眺めるに支柱が邪魔にならないようにとの考えで作成されたとの事です。
長い飛び石。
大石武学流を外側から見学
写真奥の石は、蹲踞(つくばい)です。小さい小石は海を表しているそうです。
庭園の池
礼拝石(らいはいせき)で人が足を踏み入れることは禁止されています。お供え物を置いたりします。神様が宿るといわれる石です。
先程の支柱がありませんですよね。
弘前市からご夫婦で見学に来ていました。
この枝は、カミソリの刃のような形をしています。
龍に似た松です。
金平成園大石武学流庭園の中心になる松だそうです。(写真中央の松)
松を中心に撮影しました。
こちらも松です。庭には松が欠かせないものです。但し手入れが大変ですね。
触ってみると松の葉が柔らかいです。名前は?
この中にハートがあります。分かりますか?これも魔除けを意味するみたいです。
池に映る旧加藤家住宅。
池に紅葉が映っています。
石を積み重ねています。写真にはないけれども3層になっております。
こちらの灯篭は、天然石で出来ている「野夜燈(やとう)」と言います。上から2段目の灯りをともす石の他は天然石です。大石武学流の庭には欠かせないものです。
いちいの木です。実がなって食べれます。種があるから気をつけてください。
遠山石(えんざんせき)です。庭園の最奥に置かれる山型の石で、岩木山を模していると言われています。
こちらの椿は珍しく赤と白とピンク? だったと思います。一つの木に3色の花が咲くそうです。
大正14年6月施工者 相馬武雄という墨書があることからその頃の建築と思われています。
こちらの2つの岩も意味があります。詳しくはボランティアガイドさんに聞いてください。
燈篭の傘の部分の手前が少し欠けています。雨が降ると土に雫が垂れて形を作ります。仮に傘が無くなっても過去にどれくらいの傘があったか想像できるそうです。
木目がやすらぎを与えています。
お茶室の前の様子。
加藤宇兵衛さんが一番好んだといわれる景色です。
修復された土蔵蔵です。漆喰の壁が素晴らしいです。
金平成園お問い合わせ先
黒石市教育委員会文化スポーツ課、電話0172-52-2111内線622
金平成園、電話0172-53-2242
最後に
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。見学したのは令和2年10月31日でした。チケットの番号が016434となっていますが、来場者数なのでしょうか?黒石市の方はあまり見学に来られないみたいです。地元の人は何時でも見れるからとか!なんだかんだありますよね。説明不足ですが一度は見学して欲しいと思いブログを書かせて頂きました。写真で見るより実物の方が絶対にいいですから。素晴らしい庭園、鳴海醸造店にいらっしゃった方にもご紹介させて頂きたいと思います。
創業文化三年、津軽の風土が醸した希少な美酒の数々を。
青森の地酒 菊乃井 稲村屋文四郎 稲村屋
株式会社鳴海醸造店
杜氏兼社長 鳴海信宏
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