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2021 青森県新酒鑑評会 金賞受賞 稲村屋文四郎

令和3年3月11日にアップルバレス青森に於いて青森県産清酒令和3年新酒鑑評会が行われました。鳴海醸造店は吟醸の部に3点、純米の部に2点出品して全て金賞を受賞しました。厳寒の中大吟醸仕込に苦労したことを考えればかなりの嬉しさが湧いてきます。こちらの模様をブログ掲載します。

青森県産清酒令和3年新酒鑑評会会場

会場の入口

審査は3月11日午前8時30分より審査の説明があり吟醸の部、純米の部と審査が行われました。審査は仙台国税局の鑑定官や青森県産業技術センター弘前工業研究所の職員ら10名で香りや味の審査をしました。新酒鑑評会は大方が全国の新酒鑑評会で上位入賞を目標としていることからこれを念頭に評価することを心掛けています。吟醸の部においては特に高級感すなわち華やかな香りと上品な味の調和に重点をおいて評価しています。純米の部においては、米の旨味の引き出し方に重点をおいて評価しています。新酒の特徴に由来するものは特に欠点とならないが、今後の熟成等を考慮して各酒造メーカーに適切なアドバイスをすることも留意とされています。

吟醸の部・純米の部って何?

吟醸の部・純米の部って何かわからないですよね!説明します。最初に純米の部から説明します。純米酒とは原材料名に米・米麴を使用しているもので醸造アルコールの添加のないものです。純米と言っても精米歩合の広さがありますが、鑑評会における純米の部とは、純米大吟醸の部と言ってもいいと思います。おおむね精米歩合35%~40%のものが大半であります。吟醸の部とは原材料名に米・米麴・醸造アルコールを使用しているものです。こちらも吟醸の部ではなく、大吟醸の部とでも言った方が分かりやいです。おおむね精米歩合35%~40%のものが大半です。近年醸造アルコールを添加しないで出品する酒蔵も増えてきました。醸造アルコールの添加なしの純米大吟醸は、吟醸の部にも出品できます。全国新酒鑑評会は各酒造場1点しか出品できませんので純米大吟醸で出品する蔵も増えてきています。また使用米ですが大半は山田錦が多いですが、地元都道府県の酒造好適米にこだわって出品する蔵も多くなってきています。

青森県産新酒鑑評会の評価方法

青森県産清酒令和3年新酒鑑評会の評価は5点法で1~5の点数を各審査員がつけます。1が品質が特に優れているもの、2が品質が優れているもの、3が品温が普通であるもの、4が品質にやや問題があるもの、5が品質に問題があるものです。今回はコロナ禍の中なので10名の審査員で行われました。通常は14~15名で行っている。審査は以前はアンバーグラスを使用してやっていましたが、今回はアンバーグラスにお酒を注いでスポイトで使い捨てのプラスチックのカップを使用して審査を行いました。昨年の青森県産清酒令和2年新酒鑑評会は中止でしたので昨年秋からこの形式で行っていました。

アンバーグラスとは?

アンバーグラスの写真

きき酒には蛇の目猪口を使用する場合とアンバーグラスを使用する場合があります。蛇の目猪口は、日本酒のテリや色を見るのに適していますがアンバーグラスは日本酒の色に左右されないためのグラスになります。コロナ禍なのでアンバーグラスに日本酒を注いでスポイトで適量をプラスチックのカップにとってきき酒します。現行の方法よりも約1.5倍の時間を要します。新型コロナウイルス収束後もこの形式で行っていくのではないかと私個人は思っています。

青森県産新酒鑑評会入賞ランク

品質評価の目安として、全出品酒の上位おおむね50%を入賞酒、おおむね30%を金賞としています。

青森県産新酒鑑評会審査結果

吟醸の部、出品製造場:14場37点
金賞受賞
株式会社西田酒造店・青森市・金冠喜久泉
桃川株式会社・おいらせ町・桃川
株式会社鳴海醸造店・黒石市・稲村屋文四郎
六花酒造株式会社・弘前市・じょっぱり
三浦酒造株式会社・弘前市・豊盃
八戸酒類(株)五戸工場・如空
純米の部、出品製造場:11場22点
金賞受賞
株式会社西田酒造店・青森市・金冠喜久泉
桃川株式会社・おいらせ町・桃川
株式会社鳴海醸造店・黒石市・稲村屋文四郎
三浦酒造株式会社・弘前市・豊盃
八戸酒類(株)五戸工場・如空

稲村屋文四郎大吟醸写真

稲村屋文四郎大吟醸写真

鳴海醸造店では吟醸の部3点出品して3点とも金賞を受賞しました。瓶は500mlのアール瓶に詰めているものです。市販はされていません。

稲村屋文四郎純米大吟醸写真

稲村屋文四郎純米大吟醸写真

鳴海醸造店では純米の部2点出品して2点とも金賞を受賞しました。瓶は500mlのアール瓶に詰めているものです。市販はされていません。

今後のスケジュール

青森県産清酒令和3年新酒鑑評会で金賞は受賞しましたが、これからは全国新酒鑑評会に向けて対応していきます。青森県で受賞したからといって油断は禁物です。3月23日に持ち寄り研究会が青森県産業技術センター弘前工業研究所で行われます。そこで出品する日本酒を1点にしぼり3月29日には荷物を発送する予定です。いい知らせがあることを望んで頑張りたいと思います。

さいごに

今回の鑑評会出品酒に関して地方独立行政法人青森県産業技術センター弘前工業研究所 発酵食品開発部の齋藤先生・小倉先生には大変ご指導を頂きましてありがとうございます。おかげさまで青森県で金賞を受賞することが出来ました。今年は従業員共々特に手洗いの徹底や衛生管理をしっかりとやったことがこの成果を産んだと思います。次は青森県酒造組合副会長の西田さんがいう通り、青森県で10蔵の金賞受賞を目標とする一役を担えればと思います。

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