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黒石市 ホテル逢春 

こちらのブログは令和2年6月1日に掲載したブログになります。
ホテル逢春は、令和3年民間建造物部門の最優秀賞に選ばれました。素晴らしいことです。藩政時代の面影を残すこみせ通りを活かす目的で作られたものだと思いますが素晴らしい風景は格別によいものです。こみせ通りへの町屋と調和して、漆喰(しっくい)風の外壁などが周囲との一体感がでています。このような建造物がたくさん出来てくると街にもまた人が集まってくるのではないでしょうか?まずは新型コロナウイルス収束を願いたくさんの人が訪れてくることを期待しております。(令和3年6月7日)

はじめに

2020年6月1日ホテル逢春がオープンしました。黒石市には温泉街がありますが、街の中心部からは約10kmほど離れています。この度数年ぶりに新規ホテルがオープンしました。その名はホテル「逢春」(ほうしゅん)

「逢春」https://houshun.jp/ja/aboutus/

鳴海醸造店こと文四郎酒蔵館から徒歩0分の近さで黒石市の観光の拠点となれば嬉しいことです。近隣には平成17年に伝統的建造群として指定された「こみせ通り」があります。
「こみせ」とは、藩政時代からの建造物です。雨や雪・夏は日差しを遮るアーケードのことを意味します。新潟の方では「がんぎ」とも言います。「がんぎ」と聞けば山口県の方では、雁木(がんぎ)は反った木の橋の桟。桟橋の船着場や土手にある階段のことを意味します。日本語は紛らわしいですね。「こみせ」もよく、小さい店があるのとか?よく聞かれます。

プレオープン見学

1Fのスペース

新しいだけあって綺麗です。木彫のテーブル・椅子が落ち着きを与えてくれそうです。
小会議などでも利用できそうです。

和室の一部屋

和室です。畳の部屋は落ち着きそうです。新婚さん・カップルには最適です。近すぎて うふふ、良くない想像してしまいました。

洋室の部屋

洋室も洒落ています。ベットもいいですね。

2Fからの景色

2Fから北側を眺める。ちょうど「かぐじ広場」がある方向です。正面に見えるのは「かぐじ広場」のトイレの建物です。「かぐじ」とは、辞書をひくと、主とし家宅の後方に当たる宅地とでてきます。屋敷・敷地・空地のことになります。昔火事を防ぐためにに空間の敷地をもうけていたという話もあります。私たち幼少の頃は「かぐじ」は子どもの集まる遊び場のスペースになっていました。野球や鬼ごっこ、缶蹴り、泥棒と警察(どろけい)他にもありました。ただ名前が出てこない、懐かしい。今見たいにテレビゲームが無かった時代。小学6年頃からブロック崩しが出ていたような。インベーダーが喫茶店で流行っていたような。

オープン直前見学(外観)

店の入り口側

御祝のお花が飾られています。店内にもありました。のぼり旗は「黒石やきそば」。「黒石やきそば」は平打ち太麺のちじれ麺を使用しています。ちじれとは、縮れのことです。
私のパソコンでは「知事れ」と変換されてしまいました。しわくちゃな的な意味ですね。この黒石やきそばに麺つゆをかけたのが言わずと知れた「黒石つゆやきそば」黒石のB級グルメです。麺つゆは、ラーメン屋はラーメンの「出汁つゆ」・和食の店は蕎麦系の「出汁つゆ」をかけます。その上に天かすを「のっけて」好みで一味唐辛子をかけて食べます。「のっけて」とは上にのせるという意味です。青森市に「のっけ丼」というのがありますが、どんぶりにご飯(酢めし?)のみをもらって海鮮市場で自分の好きな食材(刺身)をのせてもらうことから「のっけ丼」の名前がついています。今現在はコロナ禍の影響でやっていないような話を聞いていますが、詳しくは分かりません。「黒石つゆやきそば」を食べにきてぜひ言って頂きたい一言があります。「わい めじやー」です。「すんごく おいしい」です。若者言葉でゆうと 「ヤバい」です。ちょっと古いですかね。合言葉は、「わい めじやー」です。そうそう、日本酒の「菊乃井(きくのい)」を飲んだ時も言ってくださいね。

菊乃井 https://narumijozoten.com/kikunoi/

正面の画像

ホテル逢春の看板は金色です。オープンまじかに設置されました。プレオープン時には無かったです。南側から写真を撮りました。建物の左奥に駐車場があるようです。

看板のアップ

看板のアップです。

違う角度から

左上にも看板があります。

西側から撮影

1階がイベントスペースで2階が客室になります。

オープン直前(中の様子)

宴会場

1Fの奥は広いスペースがあります。広いといっても限りはありますが、身内の簡単な結婚式なんかもできそうです。

1Fの様子

特産品お土産売り場になります。こらからどんどん増えていくと思います。酒類小売免許も申請中みたいなので楽しみです。

フードコーナー

1Fにあるフードコーナーです。プレオープンにやきそばとアメリカンドックとたこ焼きをテイクアウトして家族で頂きました。ソフトクリームや飲み物もあり右側のテーブルで頂くこともできるみたいです。私は地元の人なのでなんか恥ずかしいですね。知っている人と絶対合いそうですからね。

1Fの休憩スペース

椅子の色も赤・黄色(オレンジ色)・ピンク・青と4酒類。休憩スペースがあるのは嬉しいことです。右奥の棚にはミニチュアの「こけし」が飾られています。黒石は、温湯こけしで有名ですからね。

黒石は一方通行が多いので気を付けて

黒石市は弘前市と同じく戦時中空襲に合わなかったのであります。桜の綺麗な時期で領土を占領したのち残しておこうというのが功を奏したのです。黒石市も城下町だったので交差点もわざとに真っ直ぐにしないで視覚を遮るように作られています。道も当時のままの広さでしょうから、狭いんです。そして一方通行が多いんです。カーナビがついている方は案内してくれるからいいと思いますが気を付けていらっしゃってくださいね。たまにですが、逆走していく車を見かけます。非常に危ないですね。現在私の会社の交差点の信号は街の景観上なのか廃止する傾向にあります。現在は主要の道路が黄色の点滅・片一方が赤の点滅です。こちらもお気を付けください。

最後に言わせて

6月1日(月)から宿泊も行っているみたいです。
詳しくはHPからどうど↓

「逢春」https://houshun.jp/ja/aboutus/

今年はコロナ禍の影響で黒石市のまつりも現段階では「黒石ねぷた」「黒石よされ」が中止です。他にもクラッシックカー祭り・こでんてんなども中止です。秋口あたり新型コロナウイルスが収束して「こみせ祭り」が無事開催されるようになればと期待を寄せています。黒石市の人口は現在約3万3000人ですが、黒石の中心市街地には飲食店やスナックが多数ひしめきあっています。街の飲食店にも人が流れることを期待してホテルが建てられたとも聞いています。株式会社鳴海醸造店に営業に来る皆様方も営業は夕方にして是非泊まって頂きたいと思います。黒石には「めんこい おなごっこ が てーいっぺー いるじゃ」最後は津軽弁で締めました。「めんこい」「めごい」は、可愛い。「おなごっこ」は、女の子・女性。「てーいっぺー」は、たくさん。「いるじゃ」は、居ます。なんたって2012年に黒石美人伝説ことでテレビでも取り扱い頂けたようで興味のある方はご覧になってください。下↓

          黒石美人

 

文四郎酒蔵館 観光

 

IRODORI(いろどり) 黒石

 

創業文化三年、津軽の風土が醸した希少な美酒の数々を。

青森の地酒 菊乃井 稲村屋文四郎 稲村屋

株式会社鳴海醸造店

杜氏兼社長 鳴海信宏

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