緊急事態宣言が発令になり株式会社鳴海醸造店もゴールデンウイークは店舗を閉鎖して業務を行いました。万が一黒石から新型コロナウイルス感染者が出るとたいへんなことになりますので感染防止を第一に考え対応させていただきました。例年ですとたくさんの観光客が県内外から訪れていましたので気負いしていましたが残念な結果となりました。当初はゴールデンウイークに合わせてシフトを組んで対応するようにしていましたがこのような状況になるとは誰も思わなかったことでしょう。
街の様子
今日(5月7日)から青森県は緊急事態宣言の解除ということですが、街は至って静かな状態です。中学生になる娘がようやく学校に行けるということでまずは一安心です。学力の低下が問題視されていますが、全国的に不公平さもあるのでここではあえて伏せておきます。
5月7日の朝8時30日頃撮影、車が数台走っていますが、人はほとんど歩いていません。
道路がだいぶボロボロです。電信柱の地中下を目的として何度も工事が行われた後型だと思います。通常は歩道に電気・ガス・水道・電話線などがひかれているのですが、歩道がこみせ(伝統的建造群)なもので車道に全部集約しているのです。電信柱の地中下が完成しましたらブログで紹介させていただきます。
思うところ
青森県内でもホテル・旅館が6月末頃まで休業ということです。黒石市の旅館も例年ですと弘前城桜まつりのお客様がたくさん来ていただき街も賑わい活気がでるのですが非常に残念です。黒石市の飲食店もゴールデンウイークは休業しているところが多かったみたいです。
「#黒石エール飯」にてテイクアウト商品を打ち出しています。
交流人口が増えることが街の活性にも繋がるのですが、新型コロナウイルス感染防止のためには交流人口を避けるのが必須になります。今朝のニュースですが、アメリカ合衆国のトランプ大統領が新型コロナウイルス感染防止よりも経済対策に予算を継ぎ込むような話を聞きましたが、私的にはがっくりしました。やはり人命が一番だと思います。
総会中止の打撃
5月6月は、総会の時期です。総会があれば懇親会も付きものです。懇親会の中で人付き合いの幅が出来て人脈づくりには欠かせないものです。特に信任の人はこのような交流の場があって名刺交換をして新しい出会いがあると思います。お酒は交流の場になくてはならないものです。総会が中心になることで日本酒の消費量もことごとく減っています。懇親会の後は、これまた二次会が付きものです。黒石市には「よされ横丁」や「振興街」などの繫華街があります。居酒屋やスナックが密集しています。夜の繫華街が賑わいがなければこれまた日本酒の消費量も減る訳です。二次会で日本酒を飲む人はよっぽどの日本酒好きの人ですが!
過去のまつり
昨年を中心にまつりをあげてみました。地元の小さなまつりをはじめ、隣の田舎館村の「田んぼアート」の影響はかなり響くのではないかと思われます。小さな街ですので近隣の市町村の観光をおすすめしています。
今後の見通し
青森県の最大の夏祭り「ねぷた」そして黒石市では「黒石ねぷた」「よされ祭り」「クラッシックカー祭りinこみせ」などが中止ということでお祭りすきな人々は傷心しています。東京都を中心として新型コロナウイルスの終息宣言がされなければ問題は解決されないと思います。まずは一人一人が政府で掲げる行動に素直に取り組んで早期解決を願うばかりです。
最後に
全体的にネガティブな内容のブログになってしまいましたが、今の現状を素直に書かせていただきました。私も頑張っていきますので、皆様方も共に頑張っていきましょう。
創業文化三年、津軽の風土が醸した希少な美酒の数々を。
青森の地酒 菊乃井 稲村屋文四郎 稲村屋
株式会社鳴海醸造店
杜氏兼社長 鳴海信宏
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