令和元年青森県産清酒鑑評会が9月13日青森市アップルパレスで開催されました。出品は吟醸の部13場48点 純米の部13場41点 青森県内の酒造メーカーから出品されました。吟醸の部は48点中20点が青森県産米使用、純米の部は42点中30点が青森県産米使用と近年県産米使用で勝負する蔵が増えてきている状況です。秋の鑑評会は、青森県知事賞・産業技術センター理事長賞と賞状が授与する大事な大会です。
2019（令１）秋の鑑評会の様子
大吟醸稲村屋文四郎の金賞のネック大吟醸稲村屋文四郎が４点中３点金賞に選ばれました。
純米大吟醸稲村屋文四郎、金賞のネック
純米大吟醸稲村屋文四郎が４点中３点に選ばれました。
鑑評会は、吟醸の部と純米の部がありますが、精米歩合は３５％～４０％で出品しているのがほとんどなので大吟醸の部・純米大吟醸の部の方が消費者には分かりやすいと思います。
一般のお客様にきき酒してもらう準備の様子
今回初の試み、一般消費者に一般公開と「私が選ぶとこれが知事賞」という企画をしました。純米の部41点の中からきき酒して選抜して当てるのはかなりの難易度です。
参加者約150名の中から2名がズバリ的中しました。
2019年青森県産鑑評会表彰式
18時30分より成績発表、表彰式、懇親パーティーが行われました。酒造メーカーはこの時、知事賞・第２席・第３席はまだわかりません。出品の上位約30％が優等賞受賞（金賞）になるのですがこの中から選ばれます。
【吟醸の部】
吟醸の部の優等賞受賞蔵一覧のモニター
蔵元の代表が登壇しました。
皆一様にハラハラドキドキです。緊張はしていると思います。
優等賞受賞代表に賞状が授与される様子。
酒造組合会長稲本さんより渡されるところです。なごやかですね。
青森県知事賞発表、吟醸の部
この度４年ぶりに吟醸の部で青森県知事賞を受賞致しました。
当日発表されたモニターの画面です。
賞状授与される様子。
受賞の瞬間の写真です。写真を撮影して頂いた方大変ありがとうございます。滅多にないこの瞬間です。
賞状が曲がっていますね。分かっていましたが、緊張のあまり直せなかった 。
挨拶の内容は考えていませんでした。えっ、まさかまさかの青森県知事賞。栄誉ある青森県知事賞を受賞して誠にありがとうございます。これもひとえに酒造りに携わった蔵人をはじめ産業技術センターのご指導のもと、また酒造りの同志の方々のご協力があって授与でしたものと思っております。受賞したことの励みで次の造りも皆で力をあわせて酒造りに邁進していきたいと思います。みたいなことを挨拶しました。
青森県知事賞、純米の部
【純米の部】
純米の部の優等賞受賞蔵一覧のモニター純米の部でも稲村屋文四郎が優等賞（金賞）受賞致しました。
純米の部、県知事賞は、桃川さんです。
お披露目会の中締め
お披露目パーティーの中締めで、副会長の西田さんからの言葉で鑑評会で青森県知事賞・産業技術センター理事長を受賞した酒蔵を称え。鑑評会の日本酒を造る技を市販酒にもどんどん取り入れて普段でも美味しい日本酒をもっと市場に出して欲しいとの有難い言葉で幕をとじました。お忙しいところご来場頂きましたお客様には大変感謝しております。
これからも私たち酒造メーカーの応援よろしくお願いします。
青森県産鑑評会全体の結果
【吟醸の部】
青森県知事賞（優等賞第一席） （株）鳴海醸造店 稲村屋文四郎
優等賞第二席 桃川（株） 桃川
優等賞第三席 八戸酒類（株）五戸工場
優等賞 （株）西田酒造店 金冠喜久泉
鳩正宗（株） 鳩正宗吟麗
六花酒造（株） じょっぱり
八戸酒造（株） 陸奥八仙
【純米の部】
青森県知事賞（優等賞第一席） 桃川（株） 桃川
優等賞第二席 （株）西田酒造店 金冠喜久泉
優等賞第三席 鳩正宗（株）鳩正宗吟麗
優等賞 （株）鳴海醸造店 稲村屋文四郎
六花酒造（株） じょっぱり
三浦酒造（株） 豊盃
【青森県産米部門】
産業技術センター理事長賞
吟醸の部 （株）西田酒造店 金冠喜久泉
純米の部 桃川（株） 桃川
稲村屋文四郎 https://narumijozoten.com/bunshiro/
過去のアーカイブ
創業文化三年、津軽の風土が醸した希少な美酒の数々を。
青森の地酒 菊乃井 稲村屋文四郎 稲村屋
株式会社鳴海醸造店
杜氏兼社長 鳴海信宏