吟醸麴造りについて簡単にお話します。白米を洗米して水分を吸わせます。それを甑(こしき)で蒸します。下の絵は蒸している状態です。
白米を蒸す作業

白米を蒸す作業
白米を蒸す作業です。蒸気が出てから約60分蒸します。
蒸した米をさらす器具

蒸した米をさらす器具
蒸した米をさらす器具です。3台新調しました。
2025(令7)吟醸麹造り

箱麹つくりです。
箱麴つくりです。今回の米は青森県産酒造好適米の「華想い」を使用です。精米歩合は40%です。白米は27kgでした。仲仕事という作業です。撮影は作業終了後に撮影されたものです。

仲仕事終了時の写真です。
仲仕事終了時の写真です。作業は夜の8時30分に行われました。その後の仕舞い仕事は夜0時30分でした。

仲仕事の拡大写真
仲仕事の拡大写真です。

鳴海醸造店では現在酒造り真っ最中です。店の店頭では「菊乃井(きくのい)」はじめ「稲村屋文四郎」なども販売しています。お近くにお寄りの際にはぜひお立ち寄りください。
吟醸麹について
一般的に吟醸麴は突き破精(つきはぜ)を目指します。蒸した米に麹菌(こうじきん)を振り掛けるのですが少ない量を振ると突き破精になります。また蒸した米の表面の水分が少ない方が白米の中にくい込みやすくなります。米の表面に麹菌が全面に行きわたっているのが総破精(そうはぜ)で麹菌が米粒の表面を覆わずところどころに麹菌がついているものが突き破精(つきはぜ)です。
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創業文化三年、津軽の風土が醸した希少な美酒の数々を。
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株式会社鳴海醸造店
杜氏兼社長 鳴海信宏
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