更新が遅くなりましたが、おめでたい話です。去る平成30年11月9日。平成30年東北清酒鑑評会表彰式が仙台市のホテル白萩2階「錦の間」で11時より開催されました。私も襟を正して出席させて頂きました。
今回は、純米酒の部で優等賞を受賞致しました。銘柄は「稲村屋文四郎」です。
稲村屋文四郎 https://narumijozoten.com/bunshiro/
近年では、2年ぶりになります。純米酒の部は、出店点数が157点の中から49点が優等賞を受賞しました。近年では、最優秀賞及び評価員特別賞と優等賞の中でも特に優れたものの審査が追加されました。仙台局は、全国の新酒鑑評会でも全体的に良い成績を収めています。その激戦区の中で受賞したことは誠にありがたく、これからの酒造に大変励みになります。大分忙しくなり、ブログもおろそかになるかもしれませんがご配慮の程お願い致します。
製造技術研究会が同日13時から合同庁舎で行われました。会場に入ると吟醸酒のフルーティーな香りが会場を包みこんでいます。私は純米酒の部から一通りきき酒をして、次に吟醸酒の部を見て回りました。東北でも県により使用する酵母が違ったり、先生の指導で個性がでてきます。特に入賞したお酒を念入りにきき酒します。入賞しないお酒は、オフフレーバーがあるものや過熟、重いお酒が多かったようにみられます。全体的に香りが良くなめらかでお酒を口から出した時切れがよいものが優等賞を受賞していたと思います。今年は、純米酒の部だけでなく、吟醸酒の部でも受賞できるよう蔵人一丸となって頑張りたいと思います。
関連記事
過去のアーカイブ
創業文化三年、津軽の風土が醸した希少な美酒の数々を。
青森の地酒 菊乃井 稲村屋文四郎 稲村屋
株式会社鳴海醸造店
杜氏兼社長 鳴海信宏