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2021 最後の醪(もろみ)

鳴海醸造店の令和2BY(令和2年酒造年度)の酒造りもあともう少しで改造になります。明日は最後の醪(もろみ)を上槽(じょうそう)します。上槽とは、醪を搾ることをいいます。最後の醪は、菊乃井上撰になる日本酒です。上槽の次の日に酒粕をはがして、次には醪を搾る機械の解体になります。造る本数が少ないので酒造りが始まってからあっという間ですが苦労はありました。残り改造までまたひと踏ん張りします。

明日上槽の醪

今日は、四段と言って蒸した米に酵素で糖化させたものを添加しました。また醸造用アルコールも添加しました。明日は搾る作業です。薮田の搾り機械に醪を輸送している最中は写真にもありますが、木製の櫂(かい)で醪を攪拌してやります。残りわずかですが、瓶詰め作業ややる仕事はたくさんです。頑張っていきますので応援お願い致します。

 

創業文化三年、津軽の風土が醸した希少な美酒の数々を。

青森の地酒 菊乃井 稲村屋文四郎 稲村屋

株式会社鳴海醸造店

杜氏兼社長 鳴海信宏

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