今年で第108回目になる南部杜氏夏季講習会に今年も参加させていただきました。私は南部杜氏の会員ではないので賛助会員として会費を払い参加となりました。7月23日~26日までの4日間、石鳥谷会場・紫波会場で講習会が執り行われました。会場には全国各地からの参加者がいてその熱気を感じるくらいでした。
南部杜氏講習会時間割
南部杜氏講習会、石鳥谷会場
ドラ割 https://www.driveplaza.com/trip/drawari/2019_tohoku/
花巻市長代理での祝辞。
その後、岩手県を代表して岩手県産業技術センターの佐藤さんよりご挨拶頂き、講演に突入しました。すみません、どっちが先か忘れてしまいました。
南部杜氏講習会、講演に参加しての感想
時間割をみても分かるように優秀な講師が総勢と集まっています。さすが日本で最大級の南部杜氏の組織があることが頷けました。今回は貯蔵出荷管理を中心に各講師の説明が行われました。一昔の日本酒は常温熟成でお燗して美味しくなるように造られていました。
現在は純米系(原材料が米・米麹のみ)・吟醸系(精米歩合が60%以下)の日本酒が主流で純米大吟醸となると香りも華やかで高く、精米歩合も低くデリケートな日本酒が多く
貯蔵出荷管理は日本酒の良し悪しを決める重要なポイントにもなります。鑑評会で金賞受賞を目指す中でその技法を市販酒(一般に酒販店で販売している商品)にいかに取り入れていくかを再認識させて頂く場となりました。栃木県の渡邊酒造(株)の渡邊英憲社長は南部杜氏の鑑評会で主席をとるために福島流吟醸造りを基本に独自のあらゆる分析の角度から目指して取得しました。日頃から主席をとるという執念には圧巻でした。少しでも見習わなきゃだめですね。
渡邊酒造 http://sasara.pto.co.jp/kuramoto_list/watanabe.html
仙台局の阿久津さんによる「食とのペアリング」にも大変興味をもち宇都宮先生の著書を是非購入して役立てたい。でも本を読むのは苦手なタイプ、でもそんなこと言っていられない。講演の内容についてはここでは詳しくは述べませんが、色んな角度から酒造りに対するこれからの姿勢、接し方を学んだ有意義な時間を過ごさせていただきました。その時は、いい話だに終わらずに自分に厳しく次の酒造りに繋げていきたいと思います。
夜の懇談の仲間たち
私が、真ん中魂抜かれるのかも知れません。
埼玉県五十嵐酒造の小林杜氏・田中さん、北関酒造の上吉原さん、台湾出身の陳さん
八戸酒類の皆様ありがとうございました。来年もこの場所でお会いしましょう。写真はないですが、2日目の南部美人・八戸酒造・鳩正宗の皆様ありがとうございました。
宇都宮先生も所属している日本酒造組合中央会は、下記のアドレスからhttps://www.japansake.or.jp/sake/index.html
宮城県の神様と言えばこの人、橋本先生は下記、宮城県酒造組合からhttps://miyagisake.jp/
そして、山形県のボスは、俺小関だ。
ついでに、我らが、青森県酒造組合はこちらから
青森県酒造組合 http://www.aomori-sake.or.jp/
小倉 亮 先生 大変素晴らしい講演でした。
秋田県酒造組合 http://www.osake.or.jp/
最後にご紹介させて頂きますのは、我らが主将、「世界の鈴木大先生率いる福島県酒造組合の特殊部隊」
https://www.news-r.jp/kigyo/disp.html?id=630047
これもひとえに鈴木先生のおかけであり、賜物です。鈴木チルドレンで、ほんまに良かったです。よくぞ、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
創業文化三年、津軽の風土が醸した希少な美酒の数々を。
青森の地酒 菊乃井 稲村屋文四郎 稲村屋
株式会社鳴海醸造店
杜氏兼社長 鳴海信宏