2025年7月22日(火)13時より青森県酒造組合の会議室に於いてGI青森第1回官能検査会が開催されました。私は当日準備やマスコミ対応としてお手伝いさせていただきました。
2025(令7)GI青森第1回官能検査会出品
青森県内の酒造会社13社14製造場から27銘柄が出品されました。
2025(令7)GI青森第1回官能検査会の様子

2025(令7)GI青森第1回官能検査会の様子
2025(令7)GI青森第1回官能検査会の様子です。審査員は仙台国税局鑑定官室から室長や弘前工業研究所からも来ていただきました。

2025(令7)GI青森第1回官能検査会の様子
2025(令7)GI青森第1回官能検査会の様子です。壁側にアルミホイールで巻かれた瓶があります。ブラインド方式での審査です。

2025(令7)GI青森第1回官能検査会の様子
2025(令7)GI青森第1回官能検査会の様子です。当日はテレビ局や新聞社のマスコミも取材していただきました。
2025(令7)GI青森第1回官能検査会、認定酒
【西田酒造店】田酒純米吟醸百四拾、【鳩正宗】八甲田おろし純米酒、【桃川】桃川青天の霹靂大吟醸純米酒、【関乃井酒造】祈水純米、祈水吟醸、北勇至華、おしまこ美人、【盛田庄兵衛】七力純米大吟醸、【鳴海醸造店】純米大吟醸こみせ、菊乃井純米吟醸華さやか無加水、菊乃井本醸造辛口、【中村亀吉】亀吉特別純米、【六花酒造】杜来あおもりテロワール微発泡純米酒、杜来あおもりテロワール純米酒、【松緑酒造】六根タイガーアイ、六根サファイア、六根華さやか、六根吟烏帽子(純米吟醸)、六根華想い、六根吟烏帽子純米大吟醸、【カネタ玉田酒造店】華一風純米大吟醸、【三浦酒造】純米大吟醸米米ラベル、【八戸酒類五戸工場】如空純米大吟醸華想い、如空大吟醸華想い、【八戸酒類八鶴工場】八鶴華想い純米大吟醸、【八戸酒造】陸奥八仙華想い50純米大吟醸です。今回は出品した日本酒すべてが合格として認定されました。
GIの生産基準
1 酒類の産地に主として帰せられる酒類の特性に関する事項
(1)酒類の特性について
青森の清酒は、総じて適度な米の旨味があり、まろやかな口当たりですっきりとした後味が感じられる酒質である。
また、純米吟醸酒・吟醸酒はメロンやリンゴのような果実様の香りが爽やかな甘み・旨味と調和するとともに、酸味と苦味によるキレやしまりの良い後味が感じられる。
まろやかな口当たりですっきりとした後味が感じられる青森の清酒は、新鮮なヒラメやホタテの刺身のほか、年始年末の食卓に欠かせないナマコ酢など、青森県の特産品である魚介類との相性がとても良い。
(2)酒類の特性が酒類の産地に主として帰せられることについて
イ 自然的要因
青森県は、本州の最北端に位置し、西は日本海、北は津軽海峡、東は太平洋に面しており、下北半島と津軽半島の間には広大な陸奥湾を抱いている。県中央部には八甲田山系を擁する奥羽山脈が南北に広がるほか、世界自然遺産である白神山地や津軽富士と称される岩木山などの雄大な山々を有している。
このように、県全域にわたる広大で緑豊かな山々が雪解け水や雨水を蓄えることにより、青森の酒造りに欠かせない豊富で良質な伏流水を育んでいる。
青森県の豊富で良質な伏流水は、カリウムやカルシウムが比較的少ないことから、発酵が穏やかに進み米の溶解も程よく進んでいく。
これは、青森県の冬の厳寒と相まって、低温でゆっくりと発酵させる吟醸造りに適しており、青森県の地酒の、総じて米の旨味とまろやかな口当たりがあり、すっきりとした後味を感じられる酒質の形成に大きく寄与している。
関連する過去のアーカイブ
創業文化三年、津軽の風土が醸した希少な美酒の数々を。
青森の地酒 菊乃井 稲村屋文四郎 稲村屋
株式会社鳴海醸造店
杜氏兼社長 鳴海信宏
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