令和7年6月20日(金)に青森県の清酒が国税庁長官から地理的表示【GI青森】の指定を受けました。【GI青森】は「ジーアイあおもり」と読みます。GIとはGeographical Indicationの略で地域共有財産である「産地名」を守り、適切な使用を促す制度です。
GI青森記者会見会場

GI青森記者会見会場
GI青森記者会見会場の様子です。私鳴海信宏は地理的表示青森管理協議会理事事務局長の立場で同席させていただきました。記者会見の時は司会をしました。当日令和7年6月20日(金)11:45までに青森県庁に集合でした。余裕をもって11時過ぎには会場に入りました。ホワイトボード貼ってあるのがGI青森のマークです。

青森県酒造組合会長及び地理的表示青森管理協議会会長
青森県酒造組合会長及び地理的表示青森管理協議会会長の稲本修明さんです。余裕の表情です。
GI青森 宮下知事表敬訪問

GI青森 宮下知事表敬訪問
GI青森 宮下知事表敬訪問開始前の状況です。場所は県庁の第二応接室でした。知事の表敬訪問は令和7年6月20日(金)12:00~12:10でした。

GI青森 宮下知事表敬訪問
GI青森 宮下知事表敬訪問の様子です。
GI青森 宮下知事表敬訪問、記念写真

GI青森 宮下知事表敬訪問、記念写真
GI青森 宮下知事表敬訪問、記念写真です。中央が青森県知事「宮下」さんです。

GI青森 宮下知事表敬訪問、記念写真
GI青森 宮下知事表敬訪問、記念写真のアップ写真です。

GI青森 宮下知事表敬訪問、記念写真
GI青森 宮下知事表敬訪問、記念写真の目線がこちら側バージョンです。
GI青森 記者会見

GI青森 記者会見
GI青森 記者会見の様子です。開始時間は令和7年6月20日12:30~でした。左側から地理的表示青森ワーキンググループリーダーの河合さん、青森県酒造組合会長の稲本さん、青森県酒造組副会長の西田さん、青森県産業技術センターの小倉さんです。
GI青森の分かりやすい説明
米及び米こうじが青森県内で収穫した米のみを用いたもの、青森県内で採水した水のみ用いたもの、青森県内で製造して県内で瓶詰めされたものが対象になります。また副原料として添加できるのはアルコールのみでその量も原料重量の10%以下となっています。いわゆる「特定名称酒」に限定しています。これらの日本酒を審査して合格した商品が「あおもり」という表示がラベルに記載されたりGI青森のシールが貼られることになります。ちなみに他県の状況(清酒)では令和7年5月現在、計18産地(県域及び地域)が指定されています。東北地方では、県域での指定としては山形県(平成28年指定)、岩手県(令和5年指定)に続き3例目です。東北の地域では「南会津」(令和6年8月)「喜多方」(令和6年12月)が指定されています。東北の県域及び地域でみると「青森県」は5例目となります。
GI青森認定商品について
初回のGI認定の審査日は令和7年7月22日(火)に開催予定です。官能検査が行われ同日に公表予定となっています。合格となった銘柄がGI認定酒として販売されます。
GI青森のロゴマーク

GI青森のロゴマーク
GI青森のロゴマークです。一目で青森県らしさをアピールするデザインにしたいと地理的表示青森管理協議会で議論され決定しました。みんなで意見を出し合い産業技術センターの小倉さんがまとめてくれました。ご紹介します。ロゴマークについては、多くの人が一目見て「青森だ」と分かってもらうアイコンとして、青森県の地図上の形が一番分かりやすいと考えた。また、県の三方を取り囲む豊かな海や、米作り、酒造りに欠かせない素晴らしい水資源をイメージする青色をブランドカラーとしました。都道府県の名前に「色」が入っているのは”青”森県だけ、というのも青色の一つということです。
黒石市にお寄りの際は鳴海醸造店にもご来店ください。鳴海醸造店は、「菊乃井」を代表銘柄とする造り酒屋です。
GIの生産基準
酒類の産地に主として帰せられる酒類の特性に関する事項で酒類の特性についての説明をします。青森の清酒は、総じて適度な米の旨味があり、まろやかな口当たりですっきりとした後味が感じられる酒質である。また、純米吟醸酒・吟醸酒はメロンやリンゴのような果実様の香りが爽やかな甘み・旨味と調和するとともに、酸味と苦味によるキレやしまりの良い後味が感じられる。まろやかな口当たりですっきりとした後味が感じられる青森の清酒は、新鮮なヒラメやホタテの刺身のほか、年始年末の食卓に欠かせないナマコ酢など、青森県の特産品である魚介類との相性がとても良い。
「GI青森」に関するお問い合わせ先は?
「GI青森」に関するお問い合わせ先は、青森県酒造組合です。青森県酒造組合の電話番号は017-764-0040(土日祝休み/9:00~16:00)でお願いします。
創業文化三年、津軽の風土が醸した希少な美酒の数々を。
青森の地酒 菊乃井 稲村屋文四郎 稲村屋
株式会社鳴海醸造店
杜氏兼社長 鳴海信宏
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