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菊乃井大吟醸 魅力

魅力のシリーズも様々ありますがその中で今回は菊乃井大吟醸の魅力に迫ってみます。大吟醸は「菊乃井」の冠をかぶっていますので昔からある銘柄を背負っての商品です。発売したのは平成ですが主力商品になります。

菊乃井大吟醸の発売はいつだったの?

菊乃井大吟醸の発売はいつの時代だったでしょうか?少なくても私が入社した当時はありませんでした。データが残っていませんのでおそらく平成8年頃だと思います。今のラベルになったのも4回くらいリニューアルしてたどり着きました。果たして良いのかどうかは別として黒のボトルに黒のラベル金箔で落ち着きのあるラベルだと思います。後ほど詳しく紹介いたします。昔から大吟醸は鑑評会用として作成していたのですが、日の目を見ることは無かったのです。特級酒にブレンドして販売されていました。現会長六代目文四郎は五代目文四郎から続くキリン商事という会社の社長兼鳴海醸造店の社長も務めていました。キリン商事の年商が鳴海醸造店の約20倍というからそちらが主になりますよね。私でもきっとそういう判断だったと思います。鑑評会も私が入社した当時はケツから数えて2番目という結果でした。当時「青醸会」という酒造組合の青年部的な役割で鑑評会のお手伝いをさせて頂きました。そこである先輩からこの酒まずいと指摘され、いつかはおいしい日本酒を出品しようと奮起しました。有難い先輩です。その言葉があって現在があるのですから。

菊乃井大吟醸の設計図は?

菊乃井大吟醸の設計図ですが、米は「山田錦」または「華想い」です。発売当初は「山田錦」でしたがその年によって変化します。本来は青森県産「華想い」で一貫して酒造りをしていきたいのですが、白米600kgで仕込むと2年分の量ができてさばき切れないのです。販売力がないのか大目にみてください。精米歩合は昔も今も40%と決めています。安心して飲める日本酒になります。酵母は青森県にこだわり「まほろば吟」と何かをブレンドして作成しています。アルコール度数ですが16度の表示です。アルコール15度以上17度未満が対象の表示ですが、15度代後半か16度代前半の度数に表示しています。菊乃井大吟醸はお手頃のギフト商品になります。化粧箱入りになります。このことを踏まえ商品の販売を行っています。

菊乃井大吟醸を見てみましょう

全体はこんな感じです。

菊乃井大吟醸黒のボトルに黒のラベルそしてですよ。金箔で「菊乃井」の文字。瓶のキャップシールまで「金色」です。まさに菊乃井のゴールドラッシュみたいですね。えっ、もっとアップで見たいのですか?トクベツに見せてあげようではないか?

菊乃井大吟醸アップ写真

菊乃井大吟醸アップ写真

奇跡の一枚なのか?カメラのフラッシュ効果なのか?すごい。なんかゴージャスです。ゴージャスといえば叶姉妹を連想しますが、それとはまた違いますよね。あくまでもイメージでそんなにファンではありません。

菊乃井大吟醸裏ラベルを拝見

こんな感じです。

酒造好適米を100%使用して、精米歩合40%まで磨きあげ、低温で発酵した大吟醸です。香り高く喉越しの良いお酒に仕上げました。おお、無難な表現ですね。私が考えたものです。幅広く使えるのが好きです。1800mlと720mlの共通ラベルでどちらでも使用できます。内容量は表ラベルにそれぞれ表示しております。

菊乃井大吟醸化粧箱の画像

菊乃井大吟醸化粧箱の画像です。

菊乃井大吟醸1800mlは、ブラックに金箔。720mlは薄い茶色とでもいいましょうか?それとも私の好きなチョコレート色。まあ、落ち着きのある色調で贈答にはもってこいですね。そうそう、蓋を開けて見てみたいですよね。お宝を開ける気分でいきましょう。ああん、恥ずかしい、ちょっとだけよ。

菊乃井大吟醸化粧箱の中身

菊乃井大吟醸化粧箱の中身

贈られて喜ぶ逸品になります。化粧箱のクッションの色と商品の金色が調和してステキです。

忘れてはならぬ菊乃井大吟醸300ml

菊乃井大吟醸には300mlもあるのですよ!

菊乃井大吟醸には、300mlもあります。菊乃井大吟醸300mlは令和元年9月13日に発売されました。でも化粧箱はないんです。その分お値段も安いですよ。1,000円以内で買えます。「あなたのちょっと幸せなひと時を」みたいなキャッチフレーズで売りたいな。売れよ。

菊乃井大吟醸の飲み頃温度はキリっと冷やして

菊乃井大吟醸の飲み頃温度はキリっと冷やしてがおすすめです。雪冷え約5℃そして花冷え約10℃が一番のおすすめです。冷蔵庫に入れてお早めにお飲みください。冬場の寒い時期は涼冷えの約15℃もよろしいです。グラスはワイングラスで飲むとより一層香りが楽しめます。酵母は「まほろば吟」を含んでいるのでゴールデンデリシャスを連想する華やかな香りに包まれることでしょう。

菊乃井大吟醸の愛称のいい料理は和食

菊乃井大吟醸は和食全般に合います。また洋食にも合います。次に掲げる画像と一緒に飲んだことがありますが全然違和感がありません。日本酒もおいしく、料理を引き立て会話も弾む一品になります。

菊乃井大吟醸に合うイメージ写真

手前のお皿の海老はプリプリでホタテも身が厚くソースに絡めて頂きました絶品の料理に菊乃井大吟醸がこれまた合うんです。よだれが出てきますよね。

菊乃井大吟醸の販売店は?

青森県内の酒類販売店でしたらどこでもお取り寄せはできます。中々在庫を置いてある店は少ないかな?もちろん鳴海醸造店の店舗では常時在庫しています。「品切れ中」の看板を出せたらなんて考えたりもしますが、鳴海醸造店のオンラインショップでも販売しております。

鳴海醸造店オンラインショップ

菊乃井大吟醸素晴らしき功績

菊乃井大吟醸の素晴らしき功績

平成27年(2015)青森県産清酒鑑評会が行われました。吟醸酒の部で青森県産業技術センター理事長賞を受賞しました。文面を見てみましょう。あなたは青森県酒造組合主催、平成27年青森県産清酒鑑評会青森県産米部門において優れた技術を発揮され見事に頭書の成績を収められましたよってその努力と功績をたたえ表彰します。とのことです。当時の地方独立行政法人青森県産業技術センターの理事長は渋谷義仁さんでした。この年の青森県産清酒鑑評会では4冠中3冠を受賞し、青森県初の快挙を達成しました。この時の青森県産米は「華想い」を使用しました。先ほどもお話しましたが、約2年に一度の出品になります。令和3年秋は「華想い」を使用しているので再びがあるのか、なんて僅かばかり考えています。青森県の酒造技術は一段と向上している中、賞を受賞できることの喜びは何よりも嬉しいことですし、次の酒造りの励みになります。

菊乃井大吟醸魅力の総括

最後まで読んでいただきまして誠にありがとうございます。大したことは本当に書いていなくて申し訳ございません。ブログを書いて想うこと、どの商品をとっても思い入れが深いなと感じてきます。涙を流すまではいきませんが、ウルっときます。自分でいうのもおかしいですが苦労したのでしょうか?いや、まだまだです。それで満足したら終わりですからね。何事も精進ですが、ゆっくりゆっくりと歩んでいきたいと思うが、逆風が吹いたらそうしてはいられないですよね。風を呼ぼう。追い風を。きっといい時代が来る。いい状態で息子にバトンを渡したいと思っています。

 

大吟醸稲村屋文四郎 魅力

 

創業文化三年、津軽の風土が醸した希少な美酒の数々を。

青森の地酒 菊乃井 稲村屋文四郎 稲村屋

株式会社鳴海醸造店

杜氏兼社長 鳴海信宏

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