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2019 クラウドファンディング 東京農業大学後継ぎ日本酒

CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

私の長男は今年大学三年生になる。何やら酒造の後継ぎとタックを組みクラウドファンディングを実施しています。クラウドファンディングは、業界大手のCAMPFIREで実施しています。

CAMPFIRE https://camp-fire.jp/

クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングとは、目標金額を設定して目標に満たなければ出資してくれた人に返金しなければならないシステムのように把握しています。このブログを書いている中ですが、目標金額300万円に対して今現在パトロン数が17名で25万6,500円。8%の進捗状況でした。期間は残り約2ヶ月。14,500円からパトロンになれるようです。目標金額に向けて頑張って欲しいものです。詳しくは下記アドレスより訪問してください。また、宜しければより多くの方にみて欲しいのでSNSなどでシェアして頂ければ有難いと思います。宜しくお願い致します。

拡散希望 https://camp-fire.jp/projects/view/186742

クラウドファンディング企画の主旨

現役の大学生2、3年生が中心となりプロジェクトを目指す。将来の後継ぎの予定者が自分たちの日本酒の良さを伝える企画です。青森県、山形県、茨城県、鳥取県と独自の造りを生かすための工夫を凝らしています。注目は農学原酒,パインのような香りというお酒
興味があります。ぜひこの日本酒を飲みながら、新たな時代の始まりの若者たちを応援して頂きたいと思います。

蔵の継承者の挑戦!

参加する東京農業大学の仲間たち

真剣に何かを考えている様子。

日本酒のボトルのデザインや銘柄の研究

プロジェクトの会議の様子

何の作業だろう

蔵の紹介

ここで4蔵元の紹介をさせて頂きます。日本酒の造り酒屋と言えば東京農業大学農学部醸造学科、実は私も私の父も息子と同じ東京農業大学なのです。今回のプロジェクトメンバーは、東京農業大学の現役の学生であり、酒蔵の息子・娘が中心となって行わせています。酒蔵の倶楽部みたいなものがあり、色々な活動もしてきたと聞いています。今回は蔵の特徴を出した青森県・山形県・茨城県・鳥取県の酒造会社の紹介をさせて頂きます。皆さん大学生で醸造関係を学び将来後継ぎになる予定であります。今回のプロジェクトを通して色々学び考え将来に向かって突き進んでいってもらいたいと思います。

それでは、ご紹介させて頂きます。

青木酒造の青木善延さん

青木善延(青木酒造・茨城県) 醸造科学科3年

青木酒造は天保2年(1831年)十一代将軍家斉の時代に、茨城県西部渡良瀬川と利根川の交わる古河に創業しました。現在では古河唯一の地酒を造る酒屋として、小規模ながらも家族で営み、代々受け継いできた土地や伝統を守っています。清酒御慶事は三代目当主が大正天皇御成婚の折、皇室の繁栄と日本の国のますますの隆盛への願いを込めて「最高のよろこびごと」という意味で「御慶事」と命名したのです。代表銘柄「御慶事」では、茨城県の酒造好適米「ひたち錦」や県産の酵母、茨城のブランド米「ふくまる」などを使用して酒造りを行っています。

主な受賞歴:令和元年全国新酒鑑評会 金賞

代表銘柄:御慶事 https://aokishuzou.co.jp/

他の蔵の好きな銘柄:出羽桜 雪漫々・田中六五 純米・磯自慢 特別本醸造

本プロジェクトで提供の日本酒の特徴(味わい芳醇タイプ)
茨城県産の酒造好適米「ひたち錦」、茨城県の醸造試験場で分離された酵母を使用した爽やかな香りとジューシーな味わいが特徴のお酒。

梅津酒造の梅津久敬さん

梅津久敬(梅津酒造・鳥取県) 醸造科学科2年

実家の梅津酒造は1865年から初代・平蔵が地元に密着した酒づくりを行ってきました。三代目では代表銘柄「富玲」が生み出され、四代目・清酒の研究者でもある雅裕は地元の長芋を使った砂丘長いも焼酎を造り、わたしの父である五代目・雅典は地元特産の完熟梅を使った日本酒仕込みの梅酒「野花」を造りました。そして、清酒の原点に戻るべく生酛仕込みにも熱を注ぎ、酒造りに喜びと難しさを感じながらもを行なっています。

代表銘柄:冨玲(フレー) http://umetsu-sake.jp/nihonshu.html

他の蔵の好きな銘柄:新亀酒造 ひこ孫

本プロジェクトで提供の日本酒の特徴(燗酒・甘味系)
地元「ジゲ酒の会」が、田植えから酒搾りまでを手掛けたお酒です。味わいがあり、名前の通り〝うまいがな〟(鳥取の方言)と好評。いかにも地酒らしい愉快なお酒です。どっしりとした味わいがあり、常温から燗酒がおススメです。うちのおさけは特に燗酒が美味しいので一手間かけて温めてお召し上がりくださいませ。

 

高橋酒造の高橋かおりさん

高橋かおり(高橋酒造店・山形県) 醸造科学科2年

実家の髙橋酒造店は明治35年(1902年)に創業し、出羽富士と賞される鳥海山の伏流水を仕込水に使用し、全量特定名称酒のみの製造販売を行っています。滑らかで丸みのある酒造りをし、香り控えめな食事に合う酒造りを先代の社長の時から目指しています。全国新酒鑑評会で10年連続金賞をいただきました。今回このプロジェクトに参加させていただく私は大吟醸 芳 から名付けていただきました。

主な受賞歴:全国新酒鑑評会で10年連続金賞受賞

代表銘柄:東北泉 http://www.touhokuizumi.co.jp/

他の蔵の好きな銘柄:新政 No.6・田酒 特別純米

本プロジェクトで提供の日本酒の特徴
酒造好適米「山田錦」を50%まで精白し、長期低温発酵で仕込んだ純米大吟醸です。鳥海山系伏流水の仕込みによるやわらかな含み、山田錦が持つしっかりとしたハバのある旨み、また山形酵母による香味のバランスの良さが特徴です。

 

鳴海醸造店の鳴海季輝

鳴海醸造店の紹介

実家の鳴海醸造店は創業文化3年(1806)から続く造り酒屋です。代表銘柄は「菊乃井」「稲村屋」「稲村屋文四郎」。2代目が菊の花をめいいでて、吟醸造りの搾りの際に槽口に菊の枝を置いて成功したことから「菊乃井」が生み出された。「井」の文字は、水に恵まれた土地を表しています。青森県の南八甲田山系の伏流水が原水で「黒石市」は水に恵まれています。父である7代目が家の屋号である「稲村屋」を銘柄にし限定流通という形で今まで流通形式を変えて、日本酒に力を入れている地酒専門店・無名の日本酒を自分の力で育だてたい意気込みのある酒販。少しずつではありますが、ファン層が増え人から愛される日本酒を造っています。青森県酒造好適米「華吹雪」「華想い」「華さやか」を主に使用して、酵母には青森県産「まほろば吟」「まほろば醇」「まほろば芳」「まほろば華」を使用しています。新たに次期酒造は青森県の新品種「吟烏帽子」や復興米「ムツニシキ」での酒造りにも挑んでいくと聞いています。。

主な受賞歴:令和元年全国新酒鑑評会金賞受賞(3年ぶり7回目の受賞)
令和元年青森県産清酒鑑評会吟醸の部青森県知事賞(第1席)

代表銘柄:菊乃井 http://narumijozoten.com

他の蔵の好きな銘柄:写楽の純米酒・喜多屋の特別純米酒

本プロジェクトで提供の日本酒の特徴(華やか・原酒なのに淡麗スッキリ)
甘口の日本酒ではあるがドイツワインを連想させます。香りはぶどうのマスカットを連想する華やかな香りで味わいは原酒でありながらアミノ酸が少ないせいかスッキリとした味わい。鶏肉の料理や洋食にも合う、冷蔵庫でキリっと冷やしてお召し上がりください。

農学原酒(松岡原酒)

特徴(パイン香・甘さすっきり・初心者向け)

東京農業大学のエースが醸す日本酒です。これまで、二度のクラウドファンディングを実施し、共に目標達成額(310%など)を大きく上回ったシリーズです。昨年度の東京農業大学の”収穫祭(学園祭)”では、開始2時間足らずで120本が完売しました。造りは、全国新酒鑑評会 にて17回の⾦賞(県内最多8年連続⾦賞)や、IWC2018でGOLD賞を受賞したことでも有名な埼玉県比企郡小川町の松岡醸造様に全面的なご協力を頂いております。パインのような香りが特徴で、スーッと甘さが入ってくるものの、硬水で醸しているためキレの良い日本酒です。

フード・アクション・ニッポン アワード 2019(主催:農水省)で入選(1500品目中100品以内)が確定し、2019年10月17日@東京ドームシティでの最終審査会(品評会)を受けます。

*保存:すべての商品が常温保存が可能ですが、品質維持のため冷暗室での保存を推奨しております。

以上CAMPFIREのサイトから引用させて頂きました。

拡散希望 https://camp-fire.jp/projects/view/186742

クラウドファンディング、あとがき

私が東京農業大学在学時代は、校舎が古く夏はクーラーもなく暑い思い出がありました。
最近校舎に行く機会があるのですが、建物も新しく冷暖房が完備され羨ましい環境です。
学生時代に勉学に励み、将来の夢を追って頂ければと思います。時代は刻々と変化していますので、その時代の波に乗れるよう私たち親の立場も頑張って商売に励んでいかなければと改めて思うものです。
成功を祈ります。

 

創業文化三年、津軽の風土が醸した希少な美酒の数々を。

青森の地酒 菊乃井 稲村屋文四郎 稲村屋

株式会社鳴海醸造店

杜氏兼社長 鳴海信宏